住宅を見て歩きたくなる。
私は大学で建築を学んでいますが、この本は藤森先生の独特な詩的表現で建築を評価しておりとても読みやすく、写真もすばらしかった。建築に関連する本にありがちな難解な語句や表現も少なく、その中にも建築史に関する情報も書き込まれていました。あまり建築に詳しくない人でも十分楽しめますし、建築を学んでいる人にもぜひお勧めしたい本です。
住宅も面白いです。
建築探偵こと藤森教授が昭和以降のモダニズム住宅を、下村カメラマンの美しい写真と共に紹介する1冊です。取り上げられている住宅には「塔の家」や「軽井沢山荘」といった超有名物件もありますが、どちらかというと建築史的な意味合いの大きいものが多く、私のような建築素人には初めて見る住宅が沢山ありました。しかし、いつもながらの藤森教授の親しみやすい文章と、圧倒的に素晴らしい下村カメラマンの美しい写真で、どの住宅についても、楽しく読む(見る)ことが出来ました。 建築ファンはもとより、「建築探偵」シリーズで藤森ファンになった方にもお奨めしたい1冊です。
TOTO出版
藤森照信の原・現代住宅再見〈2〉 藤森照信の原・現代住宅再見〈3〉 藤森流 自然素材の使い方 藤森照信野蛮ギャルド建築 (ギャラリー・間叢書) ザ・藤森照信―総勢100名による徹底探究-歴史・設計・人間 (エクスナレッジムック―X-Knowledge HOME特別編集)
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