日本人は本当に英文契約書の読み方が苦手だと著者は嘆く。しかし不得意だからといって、そのままにはしておけない。ではどうするか。英文契約書をどう読みとるかというガイドラインをまず著者は示してくれる。そのうえで取引交渉の場で直面する具体的な問題点を指摘する。ここが実務担当者には特に役に立つところだ。たとえばよく解釈に迷う「Letter of Intent」。自社の立場からどう読むべきかという捉え方などは、従来の専門書では述べられていない点だろう。また、読み間違えれば致命的になりかねない数量、日時、期間といった数字に関連する表現の留意点一覧は、一読するだけでなく、いつも手元において参照したい項目のひとつになりそうだ。本書は、専門家向けの書籍では難しいし、原則ばかりで実務にはそぐわないと感じていた人に格好の本である。また、契約売買書、ライセンス契約書、合弁会社契約書の実例も掲載されている。まずはこれらの契約書を読みとってみて、自分の英文契約書の理解レベルを測ってみてはいかがだろう。(祐静子)
『基礎から?』と併せて読むのをおススメします
「はしがき」に見られるように
基礎知識を身につけたい人から
ある程度実務での経験がある人まで、
対象をやや広く設定している一冊。
国際契約のおおまかな説明の章、
テクニカルタームの章、
典型的な契約3種を個別に見ていく章の
全5章で構成されている。
正直、英文契約書に馴染みがない場合、
いきなり本書を手に取るよりも、
まずは『基礎からわかる英文契約書』(野口幸雄著)を先に読んでから
本書に進むのが良いと思う。
本書は「基礎知識」と銘打っているものの、
より実務に即した内容となっていて、
前述『基礎から?』よりも説明が詳細。
へー!と思うこと、勉強になることがたくさんあった。
ただ、ざっくりと全体像を把握するには
『基礎から?』の方がわかりやすいので、
多分あちらを読んでからの方が、本書の理解が深まる。
まぁ、どっちの本も非常におススメではあるのですが、
自分はこの順番で読んで正解だったかなぁ、と。
とても役にたちました
英文契約書の知識が必要になって何冊か見ましたが、やはりこの本が読みやすさではダントツだと思います。簡潔にして丁寧。使用する人の立場にたって内容が構成されており、急いで調べる時もじっくり調べる時にも便利です。ビジネス本はこうであってほしいという良書です。
契約書独特の言い回しが勉強できます。
英語は勉強していて知っている単語があっても、契約書ではこんなふうな意味になるのだと、感心させられました。英語でもテーマによってはずいぶんと違う意味になるとか、法律英語の独特な表現を改めて勉強させてもらったと思います。取引契約書に関係してお仕事される方はこんな本も目を通しておいたほうがよいですね。法律の英語はまた一味違うんだって英語の奥深さ身にしみいりました。
整理されていてわかりやすい
内容がきれいに整理されていてわかりやすい本だと思いました。 他にも似たような本をさがしましたが、 これが一番わかりやすい感じがしました。基礎知識というだけに収まっていない感じで、 実用性があるように 思います。 弁護士の知り合いに聞くと、 最近使っている本だということで、 使っている人は多いのではないかということでしたので、 安心して使っています。 内容的にはこれだけあれば、私の仕事では十分でしたので 助かりました。とにかく例文が見たいというのがあるので そういう意味でもよかった。
基本事項から実際まで把握できてGOOD
個人代行輸出業を営む私でさえ、うっかり見落としで、お金を損することがあります。これをまず読んで、しっかりたたき込んで。宮野先生の浩瀚な著書、江本先生でも良い。に移ったらどうでしょうか。
ジャパンタイムズ
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